ナスと高野豆腐の揚げ浸し
ここ静岡の清水には、折戸や有度といったナスの名産地があります。
「一富士二鷹三茄子」とあるように、家康公は三保で栽培された折戸ナスが殊のほか大好物であったといわれています。
これから旬を迎えるナス、油との相性は抜群に美味しいですね。
ナスは全体の94%が水分であり、栄養がないように思えますが、カリウムや「ナスニン」というポリフェノールが豊富です。
カリウムは体内の余分な水分を排出させ、浮腫み、高血圧予防の働きがあります。
また熱を排出する効果もあるので、夏にはピッタリな食材です。
ナスニンはポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があり、老化防止や美容効果があります。
このポリフェノールは水に溶けやすいので、水に浸さずに切ったらすぐ調理することをおすすめします。
清水の名産、トロッと甘~いナスを揚げ浸しでどうぞ(^_^)/
☆調理時間:30分程度
☆材料:約4人分
- ナス…大きめ1本
- 高野豆腐…2枚
- 出汁…250ml
- 醤油…大さじ3
- みりん…大さじ3
- 生姜…適量
- 大根…適量
- 細ネギ…適量
- 片栗粉 …適量
- 高野豆腐は出汁に浸しておき、戻ったら水けを絞る。
- 醤油、みりん、1の出汁を鍋に入れて火にかけ、軽く煮立たせる。
- 細ねぎは小口切り、大根と生姜はすりおろす。
- 1の高野豆腐に片栗粉をまぶす。
- ナスは食べやすい大きさに切り、皮に切れ目を入れる。
- ナスと高野豆腐を170℃の油で揚げ、油を切って2の浸し液に入れて味をなじませる。(ナスは切ったら直ぐに揚げる)
- 器に盛り、大根おろし、おろし生姜、ネギを添えて完成。
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