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夏野菜のスパイスカレー

暑い夏こそ、カレー!!スパイスの効いたカレーが暑い日によくあいます。スパイスには様々な効能があり、天然の薬ともいわれるくらいです。夏の暑さで食欲が低下しがちですが、スパイスにより食欲増進、新陳代謝の向上が期待できます。新陳代謝が活発となり、沢山汗をかき、結果的に体温を下げてくれるので、体温調節に役立ちます。ぜひスパイスからカレー粉作りにチャレンジしてみましょう。ハードルが高く思われがちですが、意外と混ぜるだけで簡単にできます。たくさんの種類のスパイスを揃えなくても、まずはターメリック、クミン、コリアンダー、チリペッパーの4つがあれば、十分カレーらしく出来上がります。面倒な人はすでに数種類のスパイスがブレンドされたカレー粉を用いましょう。ただ、カレールーではダメですよ、薬効を期待できません。カレールーの原材料表示をみると、だいたい動物性または植物性油脂と、小麦粉やでんぷんがトップに並んでいます。 その中身は40%が油脂、40%が小麦粉で、残りは砂糖、食塩、その他調味料、そして数種類もの添加物も含まれています。カレーを作ったあとの鍋を洗うとき、油でベトベトになりますよね。またカレーを食べたあと、何となく胃が張ったり、もたれたりするのであれば、それは油や小麦粉のせいかもしれません。 子供から大人まで、誰からも好まれるカレーだからこそ、安心安全な材料で作りたいですね。今...

ナスと高野豆腐の揚げ浸し

ここ静岡の清水には、折戸や有度といったナスの名産地があります。「一富士二鷹三茄子」とあるように、家康公は三保で栽培された折戸ナスが殊のほか大好物であったといわれています。これから旬を迎えるナス、油との相性は抜群に美味しいですね。ナスは全体の94%が水分であり、栄養がないように思えますが、カリウムや「ナスニン」というポリフェノールが豊富です。カリウムは体内の余分な水分を排出させ、浮腫み、高血圧予防の働きがあります。また熱を排出する効果もあるので、夏にはピッタリな食材です。ナスニンはポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があり、老化防止や美容効果があります。このポリフェノールは水に溶けやすいので、水に浸さずに切ったらすぐ調理することをおすすめします。清水の名産、トロッと甘~いナスを揚げ浸しでどうぞ(^_^)/

テンペとスナップエンドウのかき揚げ

テンペはインドネシアの伝統的な大豆発酵食品です。インドネシアの納豆ともいわれ、テンペ菌で大豆を発酵させたものです。ただ納豆とは違い、粘りや強い臭いはなく、大豆の旨味が凝縮してとても美味しく、納豆よりも万人に食べやすい発酵食です。テンペは大豆の栄養分である、たんぱく質、イソフラボン、ビタミンB群などに加え、テンペ菌の栄養素も含まれている、すばらしい健康食品です。テンペ菌がもつアミノ酸の一種であるポリアミンは、血流を良くして細胞を活性化させ、また肌の保水力アップ効果もあり、美肌作りにも役立ちます。ただなかなか一般的なスーパーには置いておりませんが、ネットでは購入することができます。今回のメニューは旬のスナップエンドウとテンペにコリアンダーを加えた、エスニック風なかき揚げです。

新玉ねぎのポタージュ

春になると「新」がつく野菜が出回りますが、新玉ねぎもその一つ。新玉ねぎは甘くてみずみずしくてとっても美味しいですね。ポタージュスープにしてもとっても甘くて美味しいスープになります。通常の玉ねぎは表皮を乾燥させてから出荷されますが、新玉ねぎは採れたて新鮮のまま出荷されます。そのため新玉ねぎはみずみずしく、辛味が少ないのが特徴です。栄養的には大きな差はありません。玉ねぎの代表的な栄養素はビタミンB1と辛味成分の硫化アリルです。硫化アリルは血液をサラサラにして、流れやすくしてくれる効果があります。今回はレシピは余分な材料を使わずシンプルに新玉ねぎと豆乳だけで仕上げたポタージュスープです。ぜひ旬の新玉ねぎの甘さをご堪能ください。

八朔大福

和菓子屋さんで定番の大福。家庭でも白玉粉を使って意外にも簡単に作ることが出来ます。でも和菓子屋さんみたいに綺麗に素早く作るのはやっぱり難しいですね。職人さんの手先を見ているとはさすがだなぁと感心いたします。ただ家庭の手作りは、楽しく味わいのあるものです。今月のメニューは白あんに八朔を包んだ、さっぱりとし甘さのとても美味しい大福です。八朔は日本原産の果実で、とても馴染み深い柑橘フルーツ。栄養価は柑橘類だけあって、ビタミンC、クエン酸がとても豊富です。疲労回復や抗酸化作用の効果があるとされています。どうぞご家族で、大福作りを楽しんでくださいね。

黒豆と切干大根のサラダ

まだまだ寒さ厳しい毎日ですが、節分が過ぎ暦の上では春を迎えました。今月のレシピは節分にちなんで豆を使ったサラダです。黒豆はとても力のある食材です。薬膳では黒い色には腎に力を与えるとされています。腎は生命の源ともいわれる大切な臓器です。また黒豆の黒い皮には血液を養い、めまいやふらつきに良いといわれます。栄養的にも大豆にも含まれる良質なたんぱく質やビタミンB1をはじめとする各種ビタミン、その他鉄やカルシウム等のミネラル、女性ホルモンの働きをするイソフラボンなど、豊富に含まれています。それに加えて黒豆の皮には抗酸化物質であるアントシアニンが含まれています。そのためアンチエイジングや眼精疲労にも効果的です。毎日少しずつ常食して、煮汁も飲むと良いでしょう。煮汁も一緒に飲んでいたら飛蚊症が良くなったという話もあります。乾燥豆から豆を煮ることは、ハードルが高いように思えますが、意外と簡単。一晩水につけて戻してから、柔らかく煮るだけです。圧力鍋なら10分で出来上がりです。ちなみに黒豆はほとんどのスーパーで売っています。できれば無農薬のものが良いのですが、そうなると身近ではなかなか売っていませんよね。ちなみに私がよく買うのは、静岡市在住なのでしずてつストアやマルキフードにある「自然の味」シリーズの豆、あとは自然食品店でも良質な豆が手に入ります。あとはインターネットで、平譯さんの黒豆は甘くて秀逸です↓

里芋のポタージュスープ

いよいよ新しい年がはじまりました。年末年始、美味しいものをたくさん食べたり、飲む機会も増え、暴飲暴食で胃腸に負担をかけていませんか?正月があけるとなんか気だるいなぁと感じている方は胃腸が疲れているのかもしれません。今回のレシピの主役である里芋は疲れた胃腸に効く食材です。里芋のネバネバの成分は胃の粘膜を保護し、消化を手助けしてくれます。また食物繊維も豊富で便秘にも効果的です。年末年始で疲れた胃腸を、お腹に優しいスープでいたわってあげましょう。

柚子とエゴマのパウンドケーキ

今年の冬至は12月22日。この日を境に日が少しずつのび、運気も上昇していくといわれています。冬至ではカボチャを食べて、柚子湯に入るのが習わしですね。今回のレシピはそんな冬至の柚子を使ったレシピです。ちなみに冬至になぜ柚子湯に入るのかは、柚子は香りが強く邪気が起こらないとされ、また柚子が実には長い年月がかかるため、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められているようです。柚子はビタミンCが豊富に含まれ、風邪の予防にもなります。ビタミンCの量はレモンの3倍も含まれています。特に皮の部分に多いです。今回は手作りの柚子ジャムを使って、米粉のパウンドケーキを作りました。柚子の香りと、エゴマを加えてプチプチとした食感が美味しいパウンドケーキです。寒い日のおやつに、作ってみてくださいね\(^o^)/

濃厚・根菜粕汁

11月は気候の変化が激しく、暖かい日もあれば、寒い日もあり、体調の管理が大変ですね。ぐっと気温が下がると、真冬のような寒さにもなります。そんな寒い日には体を温める根菜類と栄養豊富な酒粕がおすすめ。酒粕は日本酒をつくるときに出るものです。日本酒を製造する過程でできる発酵物である「もろみ」を搾ってろ過した液体が日本酒であり、残ったものが酒粕です。酒粕はとても栄養があり、良質なたんぱく質を豊富に含んでいます。100g中、約15gのたんぱく質が含まれており、これは肉類にも匹敵する程です。またビタミンB1、B2、葉酸なども豊富です。生活習慣病やアレルギー疾患、がん抑制、そして美肌美白効果もあるといわれます。今回のレシピはそんな栄養ある酒粕をふんだんに使った濃厚粕汁です。シチューのようにとろっとしてクリーミー、体がぽかぽかと温まります。作り方も簡単、野菜を切って順番に重ねて煮るだけ。寒い日におすすめの一品です。

しんびき粉のかぼちゃコロッケ

もうじきハロウィンですね。今回のレシピはカボチャのコロッケボール。パン粉の代わりにしんびき粉を用いて、小麦、卵なしのアレルギーフリーで作りました。しんびき粉はもち米を蒸して乾燥し、細かく砕いたものを煎ったものです。道明寺粉よりも細かいのが特徴です。小麦粉アレルギーの方やグルテンフリーを実践されている方におすすめです。衣にするとパン粉より軽いカリカリとした食感がまた美味しいです。ただしんびき粉はなかなかスーパーでは販売していないところが多いので、無い場合は道明寺粉で代用してください。食品アレルギーをもつ子供は年々増加傾向、その罹患率はおおよそ4%といわれています。また大人になって急にアレルギー症状が出る人も増えています。アレルギーの多い食品は鶏卵、乳製品、小麦となっています。アレルギーがなぜ増加傾向にあるのかはわかっておりませんが、おそらく生活環境の変化によるものでしょう。食の欧米化、過食、偏食、食品添加物の増加、大気汚染や住環境の変化、合成化学製品の増加、過食、ストレス等々、これらの要因が絡み合ってのことだと推測されます。環境を変えることは直ぐには難しいかと思いますが、食生活は意識すれば変えることができます。まずは毎日の食生活を見直してみませんか?

レンズ豆のカレースープ

レンズ豆はその名のとおり、凸型レンズの形をしたお豆です。日本ではあまりなじみのない豆ですが、スープやカレーといった煮込み料理やサラダなど、インドやフランス、イタリアなど、世界各国でよく利用されています。一般的なお豆と違って、水に戻す必要もなく、洗ってそのまま鍋で煮込めるお手軽なお豆です。煮込み時間は10~15分程度で柔らかくなります。レンズ豆はタンパク質やビタミンB群が豊富で、ビタミンB群の中でも葉酸が多く含まれています。葉酸は妊婦さんには必須といわれる栄養素で胎児の奇形率を下げることでも知られています。今回のレシピはレンズ豆のカレースープ。やっぱりカレーは暑い季節がおすすめの食べ物。スパイスの効いた辛いカレーは発汗作用があり、汗により体を冷やしてくれます。またスパイスは食欲増進させ、夏バテにも有効です。夏の間に疲れた体は、秋の初口に夏バテとしてあらわれることもあります。カレーのスパイスで夏バテを解消しましょう!!

枝豆の葛豆腐

枝豆の旬は7~9月。一番暑い8月が盛りです。枝豆は猛暑のような厳しい暑さが続くほど、元気旺盛に育ちます。枝豆は大豆の若いもの、大豆になりきっていない状態で、豆と野菜の栄養をもつのが特徴で、タンパク質、ビタミンB1、葉酸、カリウム、食物繊維、鉄分などを豊富に含んでいます。ビタミンB1は疲労回復のビタミンなので、暑い夏にぜひ取りたい栄養素ですね。その他の枝豆の特徴として、・メチオニン魚貝類に豊富に含まれる栄養素ですが、 枝豆にも多く含まれているといいます。ビタミンB1、ビタミンCと共にアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助ける働きがあります。ビールに枝豆は理にかなっているのかもしれませんね。・オルニチンオルニチンは美肌・若返り、疲労回復機能が高いアミノ酸の一種。オルニチンの代表といえばシジミ。普通の枝豆にはあまり含まれていませんが、東北名産のだだちゃ豆にはなんとシジミの数倍のオルニチンが含まれているそうですよ。