けんちん汁 ~味噌仕立て~

寒い季節にぴったりのけんちん汁。
建長寺で作られた精進料理で「けんちょう汁」がなまって「けんちん汁」といわれるようになったとのこと。
根菜類を中心に余った野菜を何でも入れてかまいません。
たくさん野菜がとれて体温まる一品です。
冬が旬の野菜、とくに地中で育つ根菜類は体を温める作用があるといわれています。
マクロビオティックの基本概念には古来の中国思想である陰陽という考え方があります。
陽は温める、陰は冷やす性質をもち、地面の中に育っていく食物は陽の性質をもっています。
寒い季節には体を温める根菜類が多く収穫されます。
自然の恵みを上手にいただいて、温かくすごしましょう。

☆調理時間:1時間程度
☆材料:4人分
 
 ・ごぼう・・・10cm(せん切り)
 ・しいたけ・・・2枚(薄切り)
 ・たまねぎ・・・1/2個(くし切り)
 ・里芋・・・2個(輪切り)
 ・にんじん・・・1/2本(いちょう切り)
 ・大根・・・10cm(いちょう切り)
 ・細ねぎ・・・適量(小口切り)
 ・木綿豆腐・・・1丁
 ・油麩・・・適量
 ・出汁・・・4cup
 ・味噌・・・大さじ3~4
 ・ごま油・・・適量

1.野菜を上記のとおり切っておく。
2.鍋を中火にかけ、ごま油をひき、ごぼうをよく炒めて香りがでたら、その他の野菜を順に炒め合わせる。
3.2に出汁を加えて煮立ったら弱火で10分程煮込む。
4.3に油麩、手でちぎった木綿豆腐を加え温まったら、味噌を溶き入れる。
5.器にそそぎ、ネギを飾って完成。

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